<読了> 森下典子 日日是好日 を読んで
今回は、森下典子さんの「日日是好日」を読んだので感想を書いていこうと思います。
目 次
きっかけ
私が、この本を読もうと思ったきっかけは、この本が映画化されて、黒木華さん、樹木希林さんが出演されているから
という理由と
帯の言葉の
毎日がよい日。雨の日は、雨を聴くこと。いま、この時を生きる歓び_。
という言葉と
会いたいと思ったら、会わなければいけない。好きな人がいたら好きだと言わなければいけない。花が咲いたら、祝おう。恋をしたら、溺れよう。嬉しかったら、分かち合おう。
幸せな時は、
その幸せを抱きしめて、百パーセントかみしめる。
それがたぶん人間にできる、あらんかぎりのことなのだ。
という言葉が魅力的だったので読んでみたいと思いました。
帯は大切なんだなぁと改めて思いました!
感想
私は「お茶」は、したことはないのですが、この本を読むと分かりやすく書いてあって読みやすいので「お茶」をしたことのない人でも楽しめると思います。
この本は「お茶」というものを知れるだけではなく、「お茶」を通して四季の移り変わりを、時の流れをゆっくりと味わうことができて、雨の音の違いに気づくシーンは、読んでいて感動しましたし、日本に四季があって良かったなって思えました。
「お茶」と言えばセットで登場する和菓子が本当に美味しそうでした!
私は普段、洋菓子のほうが好きなのですが和菓子を食べてみたい!とおもうほど奥が深くて可愛いものが多かったです。
出会えてよかった!
この本の中には色々と印象に残る文章があるけど、
私はこの言葉が一番、印象的でした。
過去や未来を思う限り、安心して生きることはできない。道は一つしかない。今を味わうことだ。
不安はたくさんあるけど、今を大切にすればいいっていうメッセージがこの本が一番伝えたかったことだと思いました。
仕事や人間関係に悩んでいることが多い現代だからこそ響くことがたくさんあると思うのでぜひ読んでほしいです。
私はこの本に出会えて良かったと思います!