准教授・高槻彰良の推察 民俗学かく語りき 澤村御影
今回は、澤村御影さんの『准教授・高槻彰良の推察 民俗学かく語りき』を読んですごく面白かったので、感想を書いていこうと思います。
きっかけ
まず、この物語を読もうと思ったきっかけは、たまたま本屋さんで見かけて、
人の嘘が聞き分けられる耳を持つっていう文を見て面白そうって思ったからです。
私、異能力、あやかしなどの物語がやっぱり好きなんだなって改めて思いました。
面白いし、あやかしの物語だったらキャラクターが可愛かったりするからかなって思いました。
ミステリー小説も好きだけど、
ミステリー×あやかし
ミステリー×異能力
みたいな現実だとありえない物語が好きなのかなって思いました。
今回の物語はあやかしは出てこないけど。
感想
今回は初読み作家さんです。
主人公の大学生・深町尚哉と准教授・高槻彰良の会話のテンポ、普段は先生と生徒っていう関係だけど
高槻彰良が方向音痴、常識が無さすぎるため、深町尚哉が教えてたり、興奮しすぎて周りが見えてないから、迷惑にならないように止めたりしてて、面白いなって思いました。
幽霊物件、呪いの藁人形など聞いたことのある謎を面白いけど、少し人間って怖いなぁって感じる話でした。
高槻先生の過去も気になるし、話のテンポも私の好みにぴったりなので、シリーズになっているみたいなので次も読んでみようと思います。
高槻先生のふわふわしてそうな温かい感じがすごく好きです。
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