橋本りんな ブログ

塗り絵、読書、日々の出来事で思ったことや感じたことを自分の言葉で発信します。

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<読書> パンとスープとネコ日和 群ようこ

お久しぶりです。


2022年になって始めのブログ更新です。


今年は、昨年よりも多くブログを更新できるように頑張ります!








今回は、群ようこさんの『パンとスープとネコ日和』を読み終わったので感想を書いていこうと思います。

こんな人におすすめ

  • 癒されたい人
  • ほのぼのとした物語が読みたい人

読もうと思ったきっかけ


今回、私が『パンとスープとネコ日和』を読もうと思ったきっかけはドラマを見たのがきっかけでした。

小林聡美さんが主演でやっていて雰囲気がとても好きで原作も読んでみたいと思いました。


ドラマを先に見たのもあって、

登場人物がドラマに出てきた俳優さんのイメージでっ読み進めることができたのが、今回は1番面白かったかなって思います。

あらすじ


この物語は、アキコが母の突然の死と編集者の別部署の異動話を機に母が営んでいた食堂を改装し、新しいお店を始めていきます。



感 想


群ようこさんの作品は何冊か読んだことがあって、

私の中で共通点があって癒される。かなって思っています。


誰かの普通の日常に密着して見させてもらって、

「こんな考え方もあるよ。」

「ゆっくり丁寧に生きていけばいいよ。」

こんなふうな、優しいような、安心できるような物語が多いかなぁと思いました。




『パンとスープとネコ日和』も癒される物語だったなぁと思います。


新しいお店のメニューは、パンと日替わりスープだけというシンプルなお店。


向かいの喫茶店のママも、最初は口が悪くて嫌味ばっかり言ってくるから嫌だなぁと思っていたんですけど、最後のほうまで読んでいくと嫌味じゃなくて言い方が分からないだけで、本当は優しいのかもしれないなぁと思い始めました。


この本を読んで分かったのは、言葉の受け取り方次第でネガティブにもポジティブにもなるということです。




言葉で言うのは簡単だけど、いざ何か傷つくことを言われたときはやっぱり傷つくし、悲しい気持ちになるけど、ちょっと時間を置いて落ち着いて考えてみると、また違う考えが浮かぶこともあるかもしれません。


どんなに時間を置いても傷ついたままなこともあるけど、時間を置くと、少し違う考えになるかもしれないと頭の片隅に置いておくと少しは楽に生きられるかなぁと思います。

生きているとつらいことも沢山あるから、少しでも楽に生きられたほうがいいと思うので、ネガティブな出来事にも少しはポジティブなこともあるよって思っておくといいかなぁと思います。


こんなことを『パンとスープとネコ日和』を読んで感じました。


『パンとスープとネコ日和』は人も温かくて、アキコと一緒に働いているバイトのしまちゃんもすごくいい人で、読んでいてとても癒されました。


この物語はシリーズ化されてるので、続きも読んでいきたいと思います。