<読書> 谷 端恵 「がらくた屋と月の夜話」
今回は、「がらくた屋と月の夜話」という本を読んだので、感想を書いていこうと思います。
作家
谷 端恵さんは、「思い出のとき修理します」シリーズ、「異人館画廊」シリーズなどを書いた作家さんです。
表紙が綺麗!
今回は、内容も気になりましたが、なにより表紙が綺麗で目に留まりました。
私が好きな青系の色だし、月、星が描いてあってすごく綺麗な色使いで好きな表紙です。
内容&感想
6つの短編集で、どの物語も、初めは切ない物語だけど、ガラクタ(商品)ばかりの骨董品屋さんが売っている店主が、ガラクタ(商品)に秘められた物語を聞くことによってそのモノが拠り所になるのかなって感じました。
モノは、使う、使わないだけじゃなくて、あることが大切な場合もあるのだと気づかされました。
モノがあるだけで、楽しかった記憶、大切な思い出などが詰まっているのではないかなって思うので、なんでもかんでも捨てれば良いってわけではないなって思いました。
帯を外すと、
帯を外してみると、6話に出てくる角が生えたうさぎがいて帯を外して見てみないと分からなかったので、見れて良かったなって思います。
帯を外してみて、また印象が変わった感じがして、すごく優しい表紙になったと私は思います。
こんなふうに少し変えるだけで印象が違うと思うので何か変えたいなって思っている人は、小さなことでも良いので、普段やっていないことをやってみるといいかもしれません。