<読書> 苦しいけど読後に勇気づけられる物語 流浪の月 凪良ゆう
今回は、本屋大賞を受賞した『流浪の月』を読んだので感想を書いていきます。
目 次
読もうと思ったきっかけ
- 本屋大賞を受賞したから。
やっぱり話題になっているということもあり、気になったから
- 表紙が、可愛いし、おしゃれだったから。
- 全国の書店員さんの感想書いてある無料で貰える、書店員さんコメント応援ペーパーという読んで気になったから。
『流浪の月』の感想
文と更紗は、本人たちにとっては、普通に生きてるだけなのに他人が決めつけてしまうのはどうなのかなぁって思いました。
悪気がなくて心配して言っている言葉だってことは分かるけど、その言葉によってつらくなって生きづらくなっている人も今はたくさんいると思います。
更紗の両親やランドセルではないっていうことをおかしいって考えはちょっと考えが狭いかなぁって思います。
小学生はランドセルが一般的だけど、違うバッグで来てても責めることではないと思うし、誰にも迷惑かけていないんじゃないかなぁと思いました。
決めつけや偏見は怖いなぁと思いました。
更紗や文の何を知っていて言っているんだろうと怒りや悲しみが混じった感情になりました。
常識も大切だけど、迷惑かけなければ、自分の思うようにやるってことも大切なんじゃないかなぁと思います。
この物語を読んで、価値観や幸せは人それぞれで正解もないし、
理解できないことだからって責め立てることでもないし、不快に思うなら関わらなければいい話なのではないかなぁと思います。
物語を通して日常生活を少し見直したり、色々な考え方があるんだなぁと改めて知ることができるので私は読んで良かったなぁと思います。
当たり前だと思っていたダラダラ、ゴロゴロとできる、のんびりできる場所があるだけでも幸せなことだと気づきました。
苦しいと思う場面もあるけど、私はこの物語好きです!
明るい話ではないし、内容が重めの物語なので好みが分かれると思うので、誰にでもおすすめ!とは言えないですが、読んでみてほしいなぁと思います。
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