安心できる居場所がここにある。/ どうかこの声があなたに届きますように 浅葉なつ
今回は、浅葉なつさんの『どうかこの声があなたにとどきますように』を読んだので感想を書いていこうと思います。
声だけだからこそ伝わるものがある
読もうと思ったきっかけ
- 表紙が気になったから
(声がとどきますようにっていうタイトルなのにマスクしてる矛盾の表紙だったから。)
- タイトルがすごく素敵だなぁと感じたから
「どうかこの声があなたに届きますように」はこんな人におすすめ
- 悩みがある人
- 褒めてもらいたい人
- 元気になりたい人
読んだ後に安心できて温かい気持ちで生きていけるかなって思いました。
感 想
私は、あまりラジオを聞かないのですが読んでいて面白かったです!
とある事情から地下アイドルを辞め、顔出しNG、名前を変え、
新たな芸名「小松夏海」としてラジオ局のアシスタントとして、悩みを抱えている人々に元気や勇気、時には、褒めまくりのコーナーをやったりと楽しいラジオ番組。
褒められたい
やっぱり何歳になっても褒めれると嬉しいし、自信にも繋がるし良いこと尽くめだと思います。
こんなふうに顔が見えなくても、声だけで勇気を貰ったり、褒めてもらえたりするのは面白いし、楽しいのかなぁと思いました。
それに、勇気を貰ったりするだけではなく、夏海を応援したり、励ましたりしているのは、すごく良いことだなぁと感じました。
<助け合いってすごく素敵で、自分ができることは小さいことでも、やるのとやらないのでは全然違うなぁと思いました。
できることをやり始めるのが大切。
居場所を作ることが大切!
居場所を作ることが大切だなぁと思いました。
職場でも、学校でも、家でもどこでもいいから、罪悪感なく安心できる場所があるといいなぁと思います。
この物語の夏海は、祖母の存在が大きかったかなぁと思います。
上手く行かなくても帰ってくれば大丈夫って思える場所があれば自信をもって思いっきりできるんだなぁと思いました。
不安や悩みがない人なんていないから。
幸せそうに見えても悩んでいるのかもしれない。
生きているだけで偉い。認めている人も必ずいるから
生きてください。