<読了> 神さまのいる書店 冬を超えて咲く花 三萩せんや
今回は、三萩せんやさんの「神さまのいる書店 冬を超えて咲く花」を読んだので感想を書いていきます。
ちなみに前に紹介した
rinna625.hatenablog.com
こちらの続編です。
切なく、優しい物語
今回は、「自傷する本」の物語
ヨミの姉・エイコにも大切な本があってとても素敵な物語の2つの物語です。
今回のまほろ本は、自分で自分の本体を傷つけるという少し切ない物語です。
まほろ本は本体の本が傷つくと自分自身も傷つくのでほとんどのまほろ本たちは大切に大切に扱うものですが、今回のまほろ本・メイ。
自傷する理由は、とても切なくて抱きしめてあげたくなる理由でした。
自傷してしまう人が求めているのは
同情
止めてほしい
ではなく
共感してもらったり、
1人ではなく、味方だよなど
居場所はあるって、
認めてもらいたいっていう思い
なのかなって思いました。
少なくても、メイはヨミのそばにいて少しずつ癒されていく様子がよく分かって良かったです。
メイがなぜ自傷しているのか?
表紙に大きな傷があるがそれはどうしてできたのか?
すべてが分かった時に切なくて守ってあげたくなるようなまほろ本でした。
温かい、優しい物語
ヨミの姉・エイコの温かくて優しい物語です。
エイコが小さい頃に会ったと言っていたマツさんは、本当に優しくて見守っているんだなぁ思いました。
この2巻は、切ない話があったけどそれで終わらないで癒すことや解決することができるので、読み終わった後にすっきりする感じがして好きです!
3巻はまだ単行本なのですが、はやく読みたいです!
こちらの記事もどうぞ
出てくるスープがすごく美味しそうで癒される物語です。
rinna625.hatenablog.com