橋本りんな ブログ

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<読了> 神さまのいる書店 まほろばの夏  三萩せんや

今回は、三萩せんやさんの「神さまのいる書店 まほろばの夏」を読んだので感想を書いていこうと思います。




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三萩せんやさんは今回の「神さまのいる書店」で初めて知りました。

すごく読みやすくて一気読みしました。

あらすじ

主人公のヨミは本好きの高校2年生。


いつものように学校の図書館で本を読んでいると、司書教諭のノリコ先生が夏休みの間バイトをしないかと、そのバイト先では本に恩返しができると本屋さんを紹介される。


その本屋さんは、普通の本屋さんではなく、

本に魂が宿り、

「本が生きている」

本が生きている本を

まほろ本」

という。



感想


表紙がすごく綺麗で、1ページを少し読んでみたらすごく面白そうだったので購入しました。


あらすじに、本と友達になれたら素敵なことと書いてあったのも決めてだと思います。


私もつらい時や悩んだときは本を読んでいると本の世界に入ったような感じになり、本を読むことに集中して嫌なことなどを忘れられたことがあるので今でも、本は大好きです!


なのでヨミちゃんの気持ちがよく分かって、より読みやすかったです。



本が生きている「まほろ本」たちが本当に可愛くて読んでいて面白かったです。

豆本を背負っている豆太が書店に行くたびに出迎えてくれて、嬉しそうに尻尾をふっている姿を想像すると本当に可愛いし癒されます。


すごく美しい表紙の「まぼろ本」名前はサクヤ。
この「まぼろ本」は動物ではなく、人間でヨミと普通に会話もできるのですが、性格が少し厄介で強がりで頑固で、少しずつ仲良くなろうとするものの、自分の本をなかなか見せようとしない。


その理由は?




店主のナラブは、本当に優しくて見守ってくれてるなぁって感じの人だけど

サクヤはその逆で、思ったことを言うタイプで時には傷つけるようなことを言うけど、私はなんとなくサクヤが好きです。



可愛い「まぼろ本」たちがいて、安心できる居場所ができるのではないかなって思います。


文庫本になっているので気になった方は読んでみてください。

本が好きな方はもちろん、本をあんまり読んだことがないって人も読みやすいと思います。


3巻まで出ていて、2巻までが文庫、3巻が単行本で発売されています。

3巻も文庫本になるといいなぁ