橋本りんな ブログ

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<読書> 川口俊和 コーヒが冷めないうちに

今回は、川口俊和さんの「コーヒーが冷めないうちに」を読んだので感想を書いていこうと思います。

目 次

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きっかけ

この本を読もうと思ったきっかけは、映画化です。



この物語は、過去に戻れるけど、戻ってもどんなに努力しても現実は変わらない。

他にも色々ルールはあるけど、私は過去に戻っても現実が変わらないならつらい思いを2回するだけなのになんでだろうと思ったので、あまり読む気になれませんでした。

だけど、映画化することが決まってテレビで「コーヒーが冷めないうちに」の特集をやっていて、キャストの皆さんが撮影の時の秘話を話していて、有村架純さん、波留さん、吉田羊さん、石田ゆり子さんなどが出演していてました。

その中でも、石田ゆり子さんが演じている役が、過去に戻れると言われている喫茶店に、いつも居て本を本を読んでいる役と言っていて、どのシーンにも少し映っていると言っていてすごく気になりました。


本を読むと序盤のほうに正体が書いてあって話を聞いた後に読んで良かったなって思いました。

本を読んだ後に話を聞いたら少しつまらなかったかなって思います。

感想

この物語を今まで読むことを迷っていたことを少し後悔しています。

はやく読みたかったです。


この物語は4つの物語で、それぞれとても良い物語なのですが私は「姉妹」、「親子」が好きです!

「姉妹」では、妹の心の優しさと姉と一緒に働くのが夢ということ知って、姉が今までことを後悔し、もう一度新しい人生を歩むことを決めるところが良かったなって思いました。

やっぱり、思い込みは良くないなって思いました。

姉妹でも考え方は違うし、ちゃんと話を聞かないとすれ違いを起こしてしまい、お互いにつらい思いをするだけだなって改めて思いました。


「親子」では、親なら子供に言われたら誰だって嬉しいと感じるはずの「私を産んでくれてありがとう」
って言葉で救われる人もいると思います。


出産はしたいと思ってもなかなか難しいなって感じている人もいると思うし、健康な人でも大変な思いをして出産すると思うので、この言葉は救われる人が多いのかなって感じました。


この4つ物語は誰でも少しは共感できる部分があると思うので救われたり心が軽くなったりすると思います。

この物語を読むと当たり前だと思っている日常を大切にしよう。
後悔しないように過ごそう。
と思わせてくれる物語だと思います。


読んで良かったです。

続編もあるので読んでみようと思っています。